こんにちは、みなとです
みなさんいかがお過ごしでしょうか
ところで、プレゼンは得意でしょうか?
現代では、社会人だけでなく学生もプレゼンをする機会があると思います
そして、プレゼンはビジネスのみならず、日常生活の人間関係にも必要なスキルだと思います
僕は、話のテーマが良ければ自分の話を聞いてくれると思っていましたが、それは間違っていました
どれだけ為になるテーマでも「笑顔は無い、身なりも悪い、声は小さい、上から目線、ありきたりな内容」だとその人の話を聞こうとは思いません
話を聞いてもらうには「テーマの良し悪し」ではなく、聞き手を惹きつける「技」が大事だと言うこと
つまり、「なにを伝えるか」より「誰が伝えるか」が重要
そしてそれを取得するには“場数“しかないということです
プレゼンはビジネスの場面だけでなく、人生のあらゆる場面で必要になってくる
例えば、上司や恋人に対して自分の思いを伝えなければいけない時があると思います
そんな時、聞き手を惹きつける「技」、つまり「プレゼン力」が僕たちの武器になる
この記事はこんな人にオススメ!
- プレゼン力を身に付けたい人
- 近々プレゼンを控えている人
- 人前で話すのが苦手な人
- コミュニケーションをうまくとりたい人
はじめに
僕は、2021年12月に職業人講話の講師をお願いされました
プレゼンなんてやったことなかったので物凄く焦りました(笑)
そこで、プレゼンを学ぶために本を購入しました
その本は、中田敦彦さんの『僕たちはどう伝えるのか』です
この本に出会ったおかげで、人生初のプレゼンを成功させることができたと思っています
とはいえ
とわいえ、プレゼン力は身につけたいけれど、コミュニケーションが苦手だという人もいますし、すぐ緊張して人前で話すのはちょっと・・・という人もいると思います
僕も、人前で話すのは得意ではありません
しかし、プレゼン力は絶対に手に入れたいと思いました
僕が実際にこの本を読んで実行して思うことは、プレゼン力を身につけるには「場数」以外他ならないということです
つまり、ノウハウを理解したからといってすぐにプレゼン力が身につくわけではありません
でも、諦めないでください(笑)逆に言えば「場数」さえ踏めば身につけれるということです
これから、僕がこの本を読んで、何を学び、行動して、どう変わったのかをお話しします
僕と同じく、プレゼン力を身につけたいと思っている方に是非読み進めて頂き、一歩を踏み出すキッカケになれば幸いです
実体験
なぜこの本を手に取ったのか
はじめにでもお伝えしましたが、きっかけは、職業人講話の講師を任されたことです
当時、僕はプレゼンなんてしたことがありませんでした
プレゼンの達人といえばオリエンタルラジオの中田敦彦さんだと思います。だから僕は中田敦彦さんのプレゼンのノウハウを学びたいと思いました
以前から中田敦彦さんの「YouTube大学」を見ており、授業の内容はもちろんのこと、一番すごいと思ったのは「プレゼン力」でした
そして、ネットで「中田敦彦 プレゼン 本」で検索したら、この本がヒットしました
僕は「お!やっぱり本を出していた」と喜び、購入に至った感じです
この本で学んだこと3つ
いい緊張と悪い緊張
緊張には2種類ありました
それは「いい緊張」と「悪い緊張」です
具体的な説明は本を見ていただきたいですが、ざっくり言うとしっかり準備した上で訪れる緊張が“いい緊張“であり、つまりは「いい緊張をしよう」と言うことです
確かに、これまで緊張する場面は何度かありましたが、しっかり準備した時の結果は良く、準備不足で迎えた時は悪い結果になっています
僕が受験に失敗した時は完全に準備不足で「やばい、どうしよう」と言う緊張で、逆に合格した時は徹底的に準備をしたので「あれだけ頑張ったんだから、どうか受かりますように」と言う緊張でした
いい緊張と悪い緊張の見分け方は簡単で、それは緊張のピークに注目します
いい緊張のピークは開始直前で、悪い緊張のピークはやっている最中にくる
僕は受験開始直前まで緊張していましたが、始まってからは緊張は一切なく、むしろ「楽しい」に変わっていました
実体験の重要性
実体験の重要性は「説得力」に直結するということです
自分が体験してないことを長々と喋られても「だから何?」と退屈に思います
それと、実体験を話すということは、自分をさらけ出すことだとで、その姿勢が聞き手にも伝わり「この人の話を聞こう」と思ってくれるのではないだろうか
例ば、イチロー選手の話を聞きたいと思った時、本当に聞きたい内容はMLB通算3000本安打を達成した情報ではなく、達成までの苦悩や努力などの経験や想いの部分だと思います
つまり、聞き手が求めているのは実体験ってことですね
結論ファースト
結論を先に言うことのメリットは、聞き手に目的地を示してあげる行為だとわかりました
確かに、目的地がわからないのに車に乗せられても「時間はだれくらいかかるのかな?」や「どこに行くのかな?」など不安ですよね
だから、しっかり目的地を示してあげると「そこに行くんだね、じゃ大体何分くらいだな」とイメージできて安心しますこの聞き手に“安心“を与える事がプレゼンの結果を左右する要素の一つです
そして、「聞き手はあなたの話に興味はない」のが大前提みたいです
確かに、急に僕の話を聞いてくださいって言われても聞きたくないですよね
なぜ聞きたくないか・・・それは話を聞く「メリットがない」と思うからです
だからプレゼンする側は、初めに「あなたにこんなメリットがある話」であることを伝えないといけません
そうやって、元々は興味のない聞き手に興味を持たせてようやく話が聞き手に伝わるということですね
実践(行動)したこと
プレゼンに実体験を入れた
僕は中学生を相手に職業人講話をしました
僕が中学生たちに伝えたかったことの一つとして「物事の判断基準は“自分はどんな人間になりたいのか“である」がありました
それを伝えるために、講話の時期がコロナ禍でもあり、僕が実際に経験した「感染拡大VS目の前の楽しみ」で葛藤したことを話しました
内容を簡単に話すと、友達と楽しみにしていた旅行の直前にコロナウイルスが広まり始めた時のこと。感染拡大も初期の頃だったので「僕らは感染しないだろ」という考えで、旅行を決行しようとしました
しかし、ここで葛藤する
もし感染してしまえば、自分だけでなく、家族や職場、友達に迷惑がかかる
目の前の楽しみとどっちを取るべきか・・・
その時僕の中には“信頼される人間になる“という羅針盤(判断基準)がありました
僕はその判断基準に従い、旅行は行かないことにしました
旅行はまた行けるけど、一度失った信頼を取り戻すのは困難を極めるので、僕は正しい選択ができたと思っています
結論ファースト
職業人講話なので、職業に関するプレゼンをしないといけないが、僕は職業に関する内容は一切話しませんでした
理由は、僕も学生時代に職業人講話を受けましたが、どんな職種の人がどんな内容を話していたのかの記憶が全く無いことに気づき、おそらく「面白くなかったから」だと判断しました
それもそのはず、例えば生徒100人いて、講師が2人だとしたら、生徒100人がその2種の職業に興味を持っている確率はどれくらいでしょうか?多くても10人程度だと思います
つまり、残りの90人にとっては退屈な時間になるわけです
だから僕は、100人全員に関係のあることを話そうと思いました
話した内容は「人生における羅針盤の必要性」です
ざっくり言うと「人生の中で、選択を迫られる場面が沢山あります。そしていい選択をするためには“自分はどんな人間になりたいのか“、つまり“羅針盤“が必要である。」と言う感じです
そして実際のプレゼンの冒頭で、「今からお伝えすることは、人生において非常に大事になってくることです。だから、皆さんに伝えたすぎて、テンション上がって時間をオーバーしてしまうかもしれません(笑)」と言いました
聞き手に対して、僕の話のゴールと熱量を提示したおかげで、興味を持ってもらうことに成功しました
自分はどう変われたのか
情報整理力がついてきた
伝える力(プレゼン力)は人生において凄く役に立つと学んだので、今はもっぱら人にプレゼンをする練習に明け暮れています
実際にやっているのは、職場で湧き出てくる疑問点を整理して、自分なりに解決策を考え、実行して、それを上司や同僚の前でプレゼンすることです
ただ自分の言いたいことを言えば相手に伝わるわけではありません
自分は何を伝えたくて、どうして伝えたいのかを知る必要があるし、聞き手はどんな人で何を求めているのかを知らなければいけません
つまり、自分と相手を知らないといけない。ここが僕にとって難しいポイントです(笑)
自分と相手が分かれば、あとは話すだけですがここでも方法を間違うと今までの努力が水の泡になります
でも、回数をこなすうちに褒められる事も増えてきましたし、情報整理力もついてきた気がします
プレゼンというかしこまった形式でなくとも、普段の会話でも「どう伝えればいいか」を考えるようになりました
結局相手に伝えるためには、話し手の準備が必要不可欠だということですね
最後に
僕はこの本と出会えて本当によかったと思っています
本自体は、ページ数も少ないですし、文字も大きく書かれていますので、非常に読みやすいです
本が苦手は人でも大丈夫です
プレゼンの力があると、人生の色んな場面で役に立つと思います
僕のように、初めてプレゼンに挑む人やプレゼン力を身に付けたいと思っている人の
背中を少しでも押せれば幸いです
ありがとうございました